Macbookproで1TBのHDD(Bootcamp含む)に新たに256MB SSD(システム+Bootcamp)を追加して1TBのHDD(データ用)+256MB SSD(システム+Bootcamp)に移行しました

2018年10月4日パソコン、スマホ

作業の手順を出来るだけ順番どおりまとめました。
実際は行ったり戻ったり右往左往しながらなんとか移行できました。
ポイントはMacbay2とWincloneとSymboliclinkerとユーザーフォルダを削除出来るようにするターミナルのコマンドです。

お約束ですが、この記事は私の環境では移行できましたが、参考にされる方は自己責任でお願いします。

 

今回作業したMacの仕様

Macbook pro early2011
メモリ8GB
OS X yosemite

 
 
 

今回用意した物

Winclone4.4(1~2年前に¥3,000程で購入。アップデートしてで4.4に)
Macbay2(1年前に¥5,000程で購入。今ではかなりお安くなっていました)
SSD256GB(今回¥15,000程で購入)
USB外付けHDD3TB(今回¥12,000程で購入)
USBメモリ16GB(結果的には必要ありませんでした)
USBメモリ8GB(結果的には必要ありませんでした)
Windows7インストールDVD(Wincloneのバックアップから復元したので必要ありませんでした)

 
 

準備

MacとBootcampのバックアップをとる

今回新たに購入したUSB外付けHDD3TBにタイムカプセルでバックアップをとっておきます。
同じHDDにWinclone用のパーティションを作成しWincloneでBootcamp上のWindowsもバックアップしておきます。

何故かバックアップに失敗しますが一か八か次に進みます。(最後の復元時、起動前にCHKDISKが実行されました)


 

SSDの容量が少ないのでBOOTCAMPのパーティションを縮小

今回はSSD256GBにOS XとWindows7両方のパーティションを入れなければならないので、BOOTCAMPのパーティションを縮小させます。
Wincloneを開き、ツールからバックアップファイルを縮小できるのであらかじめ縮小しておきます。

↓このページを参考にしました。
Wincloneを使ってBootcampパーティションサイズを縮小するメモ
 
 

いよいよSSD内臓

Macbay2で新しいSSDと旧HDDを内臓

次にMacを終了させ、裏蓋を開けてMacbay2で今回新たに導入するSSDを内蔵します。
元々のHDDをMacbay2の方に、SSDはHDDが収まっていたところに取り付けました。

 
作業は慎重に。
画像はMacbay2の同梱物です。



 
 

内蔵後の作業

Macの移行

 

なるべくHDDにデータを移す

システム用SSDの容量を256GB以下にするため内蔵HDD1TB(今回データ用にする予定)にパーティション(名前はdata)を作りデータを移します。

 

Symboliclinkerでシンボリックリンクする

Symboliclinkerというソフト(プラクインソフト?)で右クリックから簡単にシンボリックリンクを設定出来るようにしておきます。
Music、Movies、Pictures各フォルダのシンボリックリンクを作成します。 元のフォルダはターミナルでゴミ箱に入れられない設定を変更してゴミ箱に。
最後にゴミ箱は空にします。

 
↓このページを参考にしました。
↓ターミナルのコマンドも掲載されています。
古いmacbookやwindowspcをssdにしたときの容量不足回避用メモ
同様にGoogleDriveやSky driveやDropboxのフォルダも移動してシンボリックリンクします。
これで、起動ボリューム518GBあったのが150GB程になりました。
更にライブラリフォルダにあるLogic、GarageBand、Audioの各フォルダもデータ用HDDに移してシンボリックリンク。
起動ボリュームは100GB以下になりました。
念のためこの辺りでバックアップしておいたほうがいいでしょう。

 

USBかSDカードにインストールディスクを作成(ネットワークからでも可か?)

USBかSDカードのメモリにインストールディスクを作成しておきます。(起動中のディスクはコピー出来ないお約束の為。ネットワークから起動出来るようにもなったようなのでcomand+R起動でもいけると思います)

 
 

新しいSSDをフォーマット

新SSDをMacOS 拡張(ジャーナリング)でフォーマットしておきます。

 
 

[option]押しながら再起動でシステムを新しいSSDに復元

optionを押しながら再起動してUSBメモリから起動(又はネットワークから起動)し、ディスクユーティリティーの復元タブで旧HDDから新SSDにシステムを復元します。
 
 

新しいSSDを起動

新SSDからの起動を確認します。
起動出来たら各ソフトを開いてシンボリックリンク関係がうまくいっているか確認します。
これでOS Xの領域の移行は完了しました。

 
 

BOOTCAMP(Windows7)の移行(Wincloneで復元)

ここからBootcamp領域のWindows7を復元していきます。
今回はBootcampアシスタントは使いません。

Bootcampのパーティションを作成

Wincloneで復元するだけなのでディスクユーティリティーでBootcampのパーティションを作成します。SSDを選択し、パーティションタブで+をクリックします。容量はWincloneでバックアップファイルをみると容量が
表示されているので、それより大きくします。フォーマットはNTFS,名前はBOOTCAMPで作成します。

 
 

Wincloneのバックアップファイルを復元

バックアップ&縮小しておいたWincloneのバックアップファイルを復元します。

復元が完了すれば、「option」を押しながら再起動して、新たに現れるWindowsを起動します。
Wincloneのバックアップ時に検証に失敗していたので、やはりすんなり起動とはいかず、CHK DISKが行われましたが、なんとかWindows7が起動出来ました。
CHK DISKはSSDの恩恵か、みるみるうちに進んで終了しました。


成功すればめでたく移行終了です。



 

 
 

DVDドライブを取り外すとWindows7をクリーンインストールできない?

Windows7をクリーンインストールする場合は内蔵のDVDドライブを取り外している為、一度データ用のHDDを外してDVDドライブを再度取付け、BootcampアシスタントからWindowsをインストールし、再びDVDドライブを取り外し、そこへまたデータ用ドライブを戻すか、最初からデータ用HDDを外付け用ケースに入れておき、起動ディスク移行作業とBootcamp領域の復元を済ませてからDVDドライブを取り外し、データ用HDDを再び内蔵させるという面倒な作業になると思います。
最初USBメモリからや、外付けDVDドライブからのWindows7のインストールを試みましたが、どちらも起動ディスクとして認識されないような状態でした。
再起動時に黒い画面にカーソルが点滅したままだったり、no bootable disk~press any keyなどと表示されてそれ以上先には進めませんでした。
今回解ったことは、Mac book pro early 2011のDVDドライブを取り外すと、Windowsのクリーンインストールができません。というかUSBメモリやUSB外付けDVDドライブを起動ディスクとして認識しません
 

まとめ

移行途中で後悔したんですが、これだけデータを他のドライブに移したりしてもBootcampでWindows併用となると256GBでは足りないです。最低でも後1万円程出して512GBゲットすればよかったです。