クラシックギターにピエゾ素子を仕込みました。音質編
前回ピエゾ素子をクラシックギターに仕込んだので、今回は音を録音してみました。
もくじ
ピエゾ素子の貼り付け位置

ピエゾ素子の貼付け位置です。↑
写真のようにブリッジ付近とネック付近。
これはブリッジ付近で低音を多く拾い、ネック付近で高音を拾ってうまくブレンドしてやろうというもくろみ。
ブリッジ側、ネック側とも高音弦寄りに貼付けています。
録音しました
ピエゾ2個ブレンドした音
ステレオミニプラグ⇆ピンジャック×2のケーブルでミキサーのチャンネルに別々に入力し、それぞれのチャンネルのEQを調整し、ミキサーのステレオアウトをTASCAMのDR-100(ハンディーレコーダー)で録音しました。PANはどちらもセンターで、ミキサー(YAMAHA MG16/6FX)内蔵のプレートリバーブをかけています。
ピエゾ2個 ⇨ ミキサー ⇨ EQ&リバーブ の音
ブリッジ側はモコモコな音に、ネック側はシャリシャリした音にEQを調整しています。
リバーブはブリッジ側の音のみにをかけています。
ブリッジ側ピエゾのみでアコギのエフェクター通した音(ライブで使用したセッティング)
比較としてギターシールドを使用(即ちブリッジ側のピエゾ出力のみ)してBOSSのAD-3(アコギ用エフェクター)を通した音を録音しました。ブリッジ側ピエゾ ⇨ BOSS AD-3 の音
これは今回のピエゾ素子内蔵をする前に簡易的にライブ等で使用していたセッティングと同じです。
無音部分でノイズが結構聞こえますが、ライブ(弾き語り)では特に気になった事はなかったです。
ピエゾ1個の方が調整が楽
ピエゾ1個の音はやはり高音が欲しい感じがしますが、ピエゾ2個の方はかなり調整が必要そうです。ピエゾ1個の方はAD-3のツマミ「BOTTOM」、「TOP」の2個のみで調整し易いです。
ピエゾ2個の方はもっといい音になるかも
逆にピエゾ2個の方はピエゾのEQ調整、それぞれのピエゾの音量のバランス、さらにはピエゾの貼る位置の調整もあわせると組み合わせは無限。調整が大変で労力も無限。もちろんもっといい音になるかもしれない可能性も無限ですが...
まとめ
アマチュアのライブのリハーサルではギターの音質調整に時間を割くのも難しいですよね。自分専用のアコギ用ギターアンプ持参ならある程度作り込めるかもしれません。
私はいつもPAのミキサーにAD-3経由で渡し、フロントスピーカーから音出してもらうので難しいかも。
ステージの足元に小さいミキサー(パッシブミキサーもあり?)を置いてそれぞれの音をEQで調整してからPAに渡すという方法もあります。
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