TRSフォンケーブル自作「カナレL-4E6S」
ちょうどマイクケーブルにしようと購入していたカナレのL-4E6Sとメーカー不詳のTRSフォンがあったので、ケーブルを自作してみました。
ミキサーの入力はバランス入力ですが、E-MU0404のアウトは確かアンバランス出力なのでバランスケーブルを使う必要は無かったのですが、大は小を兼ねる、バランスはアンバランスを兼ねるということで作ってみました。
もくじ
カナレ L-4E6S
定番のケーブルです。被覆色は色々あるようです。
今回は黄色。
ライブやスタジオで忘れて帰ることがないように派手な色のケーブルを使うようにしています。


↑青、白ツイスト2ペアに網目のシールドが施されています。
TRSフォンコネクタ
T(Tip)、R(Ring)、S(Sleeve)の頭文字ですね。
↑メーカー不詳のTRSフォンコネクタ
ケーブルの端末処理
ケーブルの端末処理を行っていきます。外皮を剥く

内側のシールド編線を傷つけないように、押し付けるように切れ目を入れて剥離します。
↑

↑綺麗に剥けました
シールド網線をほぐす
シールド網線はケーブルのマイナス側に使用するので切れてしまわないように丁寧にほぐします。
ちょうど櫛でほつれた髪をとかすようにほぐしていきます。
芯線は2ペア(4芯)の構造になっています。
芯線を剥いて予備ハンダ

こうしておくとコネクタ側の穴に線を通しやすくなりますし、半田付けの際付きやすくなります。
TRSフォンコネクタにハンダ付け

少し曲げておく

ハンダ付け
ハンダ付けの前に袋ナットと保護チューブをあらかじめ挿入しておきます。
あとは半田を慎重に流し込みます。
袋ナットと保護チューブを取り付け

↑あらかじめ通しておいたコネクタの袋ナット部分とナイロン製の保護チューブを取り付けます。
完成
L用R用で2本製作しました。
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