AKAI MPC2000XL CF化&SDHC化 (組込み編)

2018年10月10日楽器・機材

 
前回の「MPC2000XL CF&SDHC化に挑戦」に引き続き、PART2はカードの組込みです。

 


 

SDHCを組み込む

CFにするか?、SDHCにするか?私は迷わずSDHCにしました。何よりもGB単価が安価です。

 

あまりおすすめの方法ではない

私は今回手持ちの5インチ~3.5インチマウントベイや、3.5インチ~2.5インチ変換金具を使用しましたが、かなりの加工&労力を要しました。

そのためこの方法はあまりおすすめできるものではありません。

行き当たりばったりの浅はか計画でも、何とかなるもんだという参考程度でご覧ください。

 

おすすめの方法は?

おすすめは、要らなくなった3.5インチ内蔵のZIPやFDのケースを剥ぎ取り、穴あけ加工してスペーサーで浮かしてカードを取り付ける。これがベストかと思われます。

※ 尚この作業は各自の責任ででお願いします。機器を改造するとメーカーの保障や修理が受けられなくなる可能性もあります。

 
 

用意したもの

 

マウントアダプターに付いていたアルミ板

今回使用したアルミ板の付いていた5インチ~3.5インチマウントアダプター。IDEのZIPドライブ購入時に付属していたものです。

↑アダプターから取外したアルミ板。今回コレを使用しました。

 
 

3.5インチ2.5インチ変換マウント金具


↑今回購入した3.5インチ2.5インチ変換マウント金具
SDHCカードを取り付けるための穴と、マウント金具とアルミ板を接続するビス穴をドリルで穴あけ加工又はタップ切します。

 

ハンドニプラー



↑今回アルミ板加工に大活躍した「ハンド・ニプラ」と言う工具。

アルミ板はほとんどコレで加工します。

1000円~2000円くらいで手に入ります。



 
(左)ニプラの刃の部分。

 

アルミ板の加工



↑アルミ板を食いちぎるように進みます。

↑加工完了です。

 
 

変換マウント金具取り付け

↑SDを挿入するとこんな感じ。これで容易に抜き差し出来るはずです。

 
 

内部に取り付け


↑内部に取り付け完了しました。

 
 

完成

 


 
裏蓋を復旧して完成。

いや、まだこの開口箇所に蓋が要りますねぇー。

アクリル又はアルミ板を短いタッピングビスで留めるか、MPC2000XLのプラスティックケースの部分に直接タップ溝を切るかすれば、蓋も完成すると思います。

PC用のブランクパネルは使えそうですが、着脱に手間がかかりそうです。SDHCメディアを取り替える必要が無い人は良いかもしれません。